にちりょくのお葬式

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いい葬儀インタビュー
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「お父さん、抱っこして」それが最後の言葉でした

葬儀日:2016年5月16日 喪主名:渡邊様

この葬儀社のここがよかった

  • 担当の方が「任せなさい」って言ってくれるのは助かる。
  • 女房が花が好きだったから、花祭壇が良かった。
  • 手続きに関することも、資料をくれたから助かった。

まじめで几帳面で、皆が振り返るくらいきれいだった。

奥さまとはどんな想い出がありますか。

もう、皆が振り返るくらいきれいだった。
「松原智恵子さんに似てる」ってよく言われてたね。
出身は富山県なんだけど、そこにある写真屋さんのショーウィンドウに、女房の写真がずっと飾ってあった。それくらいきれいな人でした。

どこでお知り合いになったんですか?

社内恋愛だったけど、女房の方はお父さんを早くに亡くしていて、苦労したみたい。
反対に私は屋久島の出身で、島でも裕福な方だったの。大学まで行かせてもらって、お金では苦労してなかった。
片方は金があるけど不細工。片方は金がないけど美人。バランスが取れてたから結婚できたのかな?

女房は馬鹿が付くくらい真面目で几帳面できれい好きでした。
反対に私がいい加減。だから困る。四六時中「だらしない」って怒られてました。

17年前から私は歌の先生をやっているんだけど、100名くらいの生徒さんのほとんどが女性だったから、そういうのも面白くなかったんだろうね。
「口うるさいな~」と思ったこともあったけど、いなくなるとさみしいですよ。

女房は平成元年に乳癌になって、平成9年には骨に転移してたのがわかって、この時にお医者さんから「5年後の生存率が20%」って言われた。
でも、そこから19年間がんばってきた。
本人にとっては、「いつ死ぬのかな……」って不安もあったろうし、痛みも相当あったと思う。それでも気丈に、弱音は吐かなかった。

お花が好きだったね。
庭中がお花でいっぱいだったけれど、女房がいなくなってからは手入れをする人がいなくなっちゃったから。
全部抜いて、石を敷いて灯篭を置いて、枯山水の庭にしました。

覚悟を決めた時の人間の気持ちっていうのは、どんな心境なのかな?

とても仲の良いご夫婦だったんですね。

去年の12月2日に心臓が、息苦しくなったんですよ。
病院に行ったら弁膜症ですぐに手術しなくちゃダメってことになった。「手術をしないとあと2年しかもちませんよ」って言われたの。
だから慌てて手術をして、そこで80日くらい入院していたのだけれど、心臓のことに専念していたから癌の治療は何もしなかった。その後、別の病院で癌を見てもらったら、もうだいぶ進行してしまっていて、また2ヵ月くらい入院しました。

心臓の時に「手術しないと2年間持ちませんよ」って言われたから、本人は「心臓の手術をしたから、これで2年は生きられる」って思ってたかもしれないね。だけど5ヵ月しかもたなかった。
結果的には心臓の手術をしなかった方が良かったのかもしれない。
わからないけれどね。

難しいですよね。誰にもわからない……。

3月に今度は癌で入院して、でも治療をしたのは1ヵ月だけ。
これ以上は無理ってことで、「緩和ケアにしましょう」って。それからは痛み止めだけだから、本人もいつダメになるかって、わかっていたんだと思いますよ。
覚悟はしていたと思う。

……ああいう覚悟を決めた時の人間の気持ちっていうのは、どんな心境なのかな? と思ってね。ああいう心境にはなれないだろうな、なかなか。
「あとのことは頼むよ」なんて、言えないよね。

「お父さん、再婚はしないでね」と言われて、「今さら、新しいおばさんの面倒なんて見たくないよ」って答えました。
再婚なんてするわけないですよ、そんなの。
「お父さん、愛してるよ」とか、子どもの前で言うのよ。一番最後の言葉は、「お父さん、抱っこして」だよ。それが最後。
「ああ、抱っこしてあげるね」って、それで最後。

火葬だけっていうお葬式もあるけれど、それだけじゃさみしいからね。

お葬式のこととか、もしもの時の準備はしていましたか?

病院で「もうあと2日くらいです」って言われて、「車の手配はしていますか?」って聞かれました。
「え、それは病院でやってくれないの?」って驚いたけれど、やってくれないっていうから、それで慌ててインターネットで見て、「いい葬儀」に電話しました。

ご葬儀の希望はお花を使ったお別れですね。

菊の花は嫌だから洋風の花がいいって。
あと本人はお葬式に来てもらうのは身内だけでいいって言ったの。
計算すると30人くらいになったかな。
だけど近所の方はそうはいかないでしょ?
私もお葬式に行っているし。
親せきが来るわ、会社の人は来るわとなると、無制限っていうか、結局、来てくださる人は皆さん来てくださいってことにしました。
火葬だけっていうお葬式もあるけれど、それだけじゃさみしいからね。
棺には着るものを入れて、祭壇は花でいっぱいの祭壇にしました。

バラの花の祭壇ですね。祭壇のお写真を拝見しても、奥さま本当におきれいですね。

富山の田舎に行った時の写真かな?
普通、100人いれば、3~4割くらいの人が悪口を言うかもしれないけれど、女房の悪口を言う人は1人もいないね。なぜかって言うと、まず彼女が人の悪口を絶対に言わない。それから曲がったことが嫌い。本人はそんなこと思ってないんだろうけど、完璧な人でした。
だから、お葬式のお金も用意してあった。
私も準備はしていたんだけど、お互いが「相手は葬儀代をためていないだろうな」って思って、別々にためていたみたいだね。

担当者が「任せなさい」って言ってくれるのは助かるね。

葬儀社はどうでしたか?

おかげさまで満足しています。
お花もきれいだったし、担当の方は女性の方で、よくやってくれました。
何しろお葬式っていうのは心細いものなんです。
だから担当の方が「任せなさい」って言ってくれるのは助かるよね。

病院のお迎えは男性の方で、安置は3日間、ニチリョクの人がやってくれました。
ニチリョクさんも「自社の葬祭場がある」って言ってたけれど、場所が遠かったんだよね。
費用はそちらの方が抑えられたみたいだけれど、お金の問題じゃないよね。
ご近所さんもいるし、いらっしゃる方のことを考えると、やっぱり自分の家の近くがいいと思いました。
いらした方の評判も良かったね。
手続きとかも大変ですね。葬儀社さんが資料をくれたから助かった。市役所に持っていく書類とか、年金とか死亡診断書とか、よくわからないからね。

お坊さんはいかがでしたか?

お坊さんはすごく感じのいい人だった。
「いいお坊さんだね」って皆さんに言われましたね。お経も上手だったって言われたよ。
若い、50歳くらいのお坊さんでした。

これからお葬式を準備しなければならない方へ、アドバイスはありますか?

紹介していただいたニチリョクさんは白木の祭壇はないんですね。
偶然、私の女房が花が好きだったから、いいとこ紹介してもらって良かったなと思うんですが、お葬式を初めて頼む人は皆知らないと思うんです。初めて電話した時に、「いい葬儀」の方から「白木祭壇と全部花祭壇があるんですけれどどっちがいいですか?」と聞いて、それから葬儀社を紹介したほうがいいかなと、私は思いました。

とても悲しい、クライマックスの時に「喪主の挨拶」って言われるんです。
それはそれでいい。喪主としてお礼を言おうと思うんだけれど、胸が詰まってなかなか声が出ないんです。悲しみの中で、皆に聞こえるように話せないんです。
ハンドマイクがあるといいですね。

それからうちは浄土真宗だったので、お塩がいらないんですね。
でもいらした方は浄土真宗とは限らないから、知らない人から見たら「なんでお塩をくれないのかな?」って不思議に思われるかもしれない。
だから今回は「清め塩を付けてください」ってお願いしました。
位牌もいらないみたいだし、それがないと誰に向かって手を合わせればいいのかわからないね。お盆も提灯もいらないって言われちゃった。うちの田舎は同じ宗派だけど、そういうことやっていたと思うけど全国一緒じゃないんだね。

お墓はどうされましたか?

お墓は四十九日に間に合わせてもらいました。
「納骨も無事に終わりました」って書いて四十九日に香典返しが届くように用意しているから、無事に終わらせなくちゃいけないですね。

ありがとうございました。

  • 総額:1,968,840
  • 参列者数:170
  • 式場名:浄牧院大空会館
  • 葬儀スタイル:一般葬
  • 葬儀費用:愛彩花セット、ご搬送、吸水シーツ、枕飾り・後飾り段一式、白木位牌、ドライアイス、遺影写真四つ切セット、会葬礼状、メイン看板、布棺、生花祭壇 天空、事務用品、消耗品、テーブル花、霊柩車、骨壺、セレモニースタッフ、施行管理費など
担当者顔写真
担当者から一言

渡邊様とのお打合せの中で感じたのは、奥様への深い愛でした。 最愛の奥様とのお別れを悔いのないものとしていただけるよう心がけお手伝いさせて頂きました。 お花の祭壇も気に入っていただけたようで、本当に良かったです。 お葬式に参列したことのある方はたくさんいらっしゃると思うのですが、実際ご自身で喪主になり、仕切られるのは、ほとんどの方が初めてです。 大切なご家族を亡くされて辛い中、いろいろとお葬儀の細かいことを決めていかなければならないのは本当に大変なことだと思います。 担当として私が心がけているのは、そういったお客様の気持ちを汲み取りつつお葬儀をとどこること無いように、お客様とお葬儀を組み立てていくことです。 今回、渡邊様に満足したと評価をしていただき、感謝しております。 ご指摘いただいた、マイクの件は、反省点として今後の葬儀のお手伝いの際に活かしていきたいと思います。 今後もお客様に満足したお別れをしていただけるように日々精進してまいります。

葬儀を終えられたお客様の声

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